この記事を読むと理解できること
- システム開発に関するアウトソーシング、業務委託、BPとは何か理解できる
- 業務委託、BPのエンジニアを活用する際の押さえるべきポイントと注意点が理解できる
- 業務委託、BPのエンジニアを活用がうまくいかないアンチパターンが理解できる
なぜ内製で完結できないのか
- プロパーの人手不足、ノウハウ不足
- 正社員採用は時間がかかる、ミスマッチの不安
- 人手が足りないが、ある程度まとまった期間だけ稼働可能な人員を増やしたい場合
アウトソーシング、業務委託、BPのメリット/デメリット
メリット
- 求めているスキルにピンポイントでマッチする専門的な人員を確保できる
- 正社員採用よりも比較的すぐに人員を確保できる
デメリット
- 技術的なノウハウがプロパーに蓄積されにくい
- コードの品質が悪くなりがち
- 人材の選定に失敗すると俗に言う「自分でやったほうが早い」状態になり、非効率になる
アウトソーシング、業務委託、BPの人材に求めるべきスキル
技術スキル
プロジェクトに必要なスキル、専門性、経験
- 過去のプロジェクトの具体的な経験をもとに
- 特に、異常系に関する知見やハンドリング
- ハマりポイントなどを解決した問題解決能力
キャッチアップ力
- ビジネスのドメイン知識、使用したことのない技術に対する勘所、要点を効率的に理解するスキル
ソフトスキル
プロダクト指向
- ビジネスのドメイン知識の理解
- サービスに対するメリット/デメリット、ユーザー視点を持っているか
コミュニケーションスキル
- リモート前提なので、対面よりもよりコミュニケーションスキルが重要
- 同期的、テキストコミュニケーション両方
- 面談時の会話も重要
今はそれを聞く場ではないようなことを聞いてこないか。聞いてくる場合、実際アサインした時も的外れな要点を掴んでいない質問や、仕様間違い、勘違いなどする可能性が高い
管理スキル
- プロジェクト、スケジュール、工数、タスク自己管理
ドキュメント作成スキル
- テストケース、タスク一覧、ER図、シーケンス図などこれらのドキュメントを、誰が見てもわかりやすい構成で作成できるスキル
振る舞い、マインドセット
- 他の業務委託のメンバーとの協調性、主体性、積極性、誠実さ
- 品質を担保するための働きかけ、意識、行動
- 適応能力(その企業のカルチャー、開発フロー(アジャイル、ウオーターフロー
- 提案力
- 仕様、要点が明確に決まっていない場合、A案、B案のそれぞれのメリットデメリットを添えて提案してくれるか
- セキュリティ意識
- 責任感
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事ではシステム開発に関するアウトソーシング、業務委託、BP活用の際のポイントと注意点について紹介しています。ポイントを押さえていないとうまくいかないケースに陥りがちなので、ぜひ参考にしてみてださい。