目次
要約
- Claude CodeはAnthropic社が開発したコマンドラインインターフェース(CLI)上で動作するエージェンティックコーディングツール
- コーディングやデバッグ、調査、ドキュメント作成、ブログ記事作成、リライトなど職種問わず大幅な作業効率化を図ることができる可能性が無限大のツール
- 導入手順から初期設定、基本操作、機能を解説(導入時に気をつけるべき点などもケア)
- 実体験に基づくClaude Codeを用いた開発ワークフロー、主要なスラッシュコマンドなどを網羅する
- 面倒な料金プランや利用制限周りの内容も徹底解説(利用制限とうまく付き合いながら活用するためのTIPSなども紹介)
環境
- OS: MacOS Apple M4 Max Sequoia 15.1
- Node.js: v18以上
- Claude Code バージョン: 2.0.14
この記事を読むことで得られるメリット
- Claude Codeの特徴や基本機能を理解できる
- 導入手順、基本的な使い方、機能を習得できる
- 基本的なClaude Codeの開発ワークフローを理解できる
- 主要なスラッシュコマンドを使いこなせるようになる
- 適切な料金プランの選択、利用制限の仕様を理解できる
この記事を読むのにかかる時間
約10〜15分
Claude Codeとは
- Claude CodeはAnthropic社が開発した、コマンドラインインターフェース(CLI)内で動作するエージェンティックコーディングツール
- ターミナル上で対話形式でファイル編集、コードレビュー、リファクタリング、テスト作成など、開発に関わる幅広いタスクをAIが支援する
- 他のCLI型のツールとは異なり、スキルといったAIエージェントを専門家として振る舞わせる機能や、サブエージェント機能を用いた並列作業を得意としている点が特徴
- Claude Codeのマーケットプレイスが存在し、エコシステムも充実している
導入手順
基本的には公式のセットアップ手順に沿って作業を進める
事前にClaudeのアカウント作成を作成し、有料プランを契約しておくこと(プランについては本記事の「料金プラン」を参照)
とりあえず試してみたい、という感じならProプラン($20/月)を月契約して試してみる(微妙だったら解約)だけでいいと思う
1. Node.jsのインストール
Claude Codeを使用するには、Node.js v18以上が必要である。
brew install node
2. Claude Codeのインストール
npmを使用してClaude Codeをグローバルにインストールする。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
3. Claude Codeの起動
「信頼できるファイルのみ存在するディレクトリ」に移動し、インタラクティブモード(対話形式で連続した応答)でClaudeを起動する。コーディングの用途であれば、通常Githubのプロジェクトなどがあると思うので、そちらで実行する
claudeUIモード選択
ダークモード、ライトモードを選択
Let's get started.
Choose the text style that looks best with your terminal
To change this later, run /theme
❯ 1. Dark mode ✔
2. Light mode
3. Dark mode (colorblind-friendly)
4. Light mode (colorblind-friendly)
5. Dark mode (ANSI colors only)
6. Light mode (ANSI colors only)
╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌╌
1 function greet() {
2 - console.log("Hello, World!");
2 + console.log("Hello, Claude!");
3定額サブスクリプション選択
認証方法を以下2つの方法から選択する
Claude account with subscription
Claude.aiのアカウントでログインする方式。プランによるがProプランであれば月額$20まで利用可能である。
Anthropic Console(API usage billing)
APIキー方式での認証。従量課金制で利用できるので利用制限が存在しない

従量課金は、利用料が多いと気付かないうちに高額請求される可能性があるので、まずは前者の定額利用をお勧めする
上記を選択すると、ブラウザのリンクが表示。こちらにアクセスしAuthentication Codeをコピーしてターミナルに戻り貼り付けるとログインできる
ブラウザでOAuth認証して認証コードをターミナルに貼り付け

セキュリティノートを確認しEnter
- Claudeはミスするから気をつけてね
- 信頼できるディレクトリ、ファイルを扱ってね。

ターミナルセットアップ
1.の推奨設定を選択(Claudeと対話中にShift + Enterで改行できるようになる)

これで最低限のセットアップは完了🔥
ワンショットモード(ヘッドレスモード=チャットでの応答、セッションがない)で起動する場合は、以下のように-pまたは--printオプションを使用する。
claude -p "<実行する内容を入力>"bashなどから実行する際は対話モードではなくヘッドレスモードで実行することで、自動化や定期実行などが可能になる
CLIリファレンス
初期設定
プロジェクト初期化コマンド
以下を実行すると~/.claude.json(メインのclaude.json)に"projects": {というキーで追加される(各プロジェクトのディレクトリ直下に追加されるのではなくメインのclaude.jsonに追加されるので行数が多くて保守しづらい・・)
/init/initコマンドを実行すると、Claude Codeの設定ファイルCLAUDE.mdが作成されるCLAUDE.mdの内容は、すでにこのディレクトリに存在する各フレームワークの設定ファイル(package.jsonやREADME.md)、AIエージェント向けのルールファイル(.cursor/rules)などを参照し、プロジェクトに適した内容を自動生成する- 空のプロジェクトだと
/initコマンドで、CLAUDE.mdが作成できないことがあるので注意
- 空のプロジェクトだと
CLAUDE.mdの内容はClaudeのコンテキストに自動で取り込まれる(=このプロジェクトで扱う共通のルールを定義するもの)CLAUDE.mdについては奥が深いので、別途応用編の記事で紹介する
CLAUDE.mdとは別にツール(BashのReadやWriteなどAIエージェントに備わっている実行可能なコマンド)の実行権限、環境変数は、settings.jsonに記載するので、ここでは割愛する(別途応用編の記事で紹介する)
基本操作
claudeを実行し、対話モードに入り、プロンプトを入力する
claude
▐▛███▜▌ Claude Code v2.0.26
▝▜█████▛▘ Sonnet 4.5 · Claude Max
▘▘ ▝▝ /Users/xxxxxxx/brain
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
>
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
? for shortcuts ⧉ In settings.local.json- 実行中の処理を即座に停止: Claudeが処理を開始後、
Escキーで処理停止できる - Claudeとの対話を終了:
Ctrl + Cを2回で、対話モードを抜けることができる - 改行を挿入: 対話モード中のチャット入力欄で
Shift + Enter(Mac標準ターミナルではOption + Enter)改行が可能 - スラッシュコマンドの実行: /を入力すると便利なコマンドを実行することができる。(本記事「スラッシュコマンド」を参照)
ツール実行の承認
同じチャットのセッションの中で初めて実行するツール(Web FetchやBash系のコマンド)は承認を求められるようになっている。都度確認する場合は1を、このセッションの中で同じコマンドの実行承認を不要とする場合は2を選択するといい。(削除や編集などの破壊的な操作都度確認するが、ファイルの読み取り:Readなどは承認をスキップする、等)
⏺ 画像生成プロンプト作成のAgent skillを作成しますね。まず参考記事を
確認してから、スキルファイルを作成します。
⏺ Fetch(https://maasaablog.com/blog/qre8slp1v/)
⎿ Fetching…
────────────────────────────────────────────────────────────────────────
Fetch
https://maasaablog.com/blog/qre8slp1v/
Claude wants to fetch content from maasaablog.com
Do you want to allow Claude to fetch this content?
❯ 1. Yes
2. Yes, and don't ask again for maasaablog.com
3. No, and tell Claude what to do differently (esc)なお、別途紹介する「settings.json」にはツールの実行を一律で定義できる「permissions」という項目がある。本記事で扱うと深みにハマるため、一旦割愛し、存在だけ書いておく。
{
"permissions": {
"allow": [
"WebFetch(domain:maasaablog.com)"
],
"deny": [],
"ask": []
}
}
過去のセッションを再開
claudeを実行する前に、特定の過去のセッションの続きからやり直したい場合は、claude --resumeを実行する。すると以下のように過去の履歴が表示されるので、任意のセッションを開始することができる。
作業途中で間違ってセッションを閉じてしまった場合でも安心して続きから実行できる
Resume Session
↑ AI時代エンジニア生存戦略メモリ追加
2 days ago · 6 messages · -
Claude Code context setup verification
3 days ago · 11 messages · -
❯ la -la
3 days ago · 8 messages · -
/ to search · Esc to exit音声入力
Macのシステム設定 > キーボード > 音声入力で有効にする。デフォルトではF5キーを押すと音声入力が開始する。
画像入力
直感的にドラッグ&ドロップやコピペでClaudeに画像を読み込ませることができる。@でファイルパスを指定することでも可能
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
> [Image #1] この画像を説明して
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
⏺ この画像は、夕暮れ時の都市の屋上で、若い女性が白い猫と一緒に座っている美しいイラストです。
以下のような特徴があります:
実行モードの切り替え
Shift + Tabを押すと、Claudeの実行モードを切り替えることができる
auto-accept edits on
自動承認モード。明示的にsettings.jsonで許可されていたり、一度実行を許可したコマンドは確認なしで自動で実行するモード
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
> Try "how does <filepath> work?"
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
⏵⏵ accept edits on (shift+tab to cycle)
plan mode on
事前にどのような変更を行うのか、計画を作成し、その計画の通り進めてくれる。
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
> Try "how does <filepath> work?"
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
⏸ plan mode on (shift+tab to cycle)
ファイル、ディレクトリ指定
@で指定可能
───────────────────────────────────────────────────────────────────────
> @
───────────────────────────────────────────────────────────────────────
.cursor/
CLAUDE.md
config.py
main_dirty.py
main_refactored.py
memory/
output/
purpose.md
拡張思考(Extended Thinking)を有効化
Tabで有効にできる。利用しているモデルの推論能力をさらに向上させることができる。高度なタスクの処理などに使うと効果的
───────────────────────────────────────────────────────────────────────
> Try "how does <filepath> work?"
───────────────────────────────────────────────────────────────────────
? for shortcuts Thinking on (tab to toggle)
Claude Codeを最新バージョンにアップデート
claude update
Current version: 2.0.14
Checking for updates...
Claude Code is up to date (2.0.14) 使用済みトークンの確認
以下のコマンドで、トークン使用量とコストを確認できる。
npx ccusage@latest
╭──────────────────────────────────────────╮
│ │
│ Claude Code Token Usage Report - Daily │
│ │
╰──────────────────────────────────────────╯
│ Date │ Models │ Input │ Output │ Cache Create │ Cache Read │ Total Tokens │ Cost (USD) │
├────────────┼─────────────────────────┼───────────┼───────────┼───────────────┼─────────────┼───────────────┼─────────────┤
│ 2025-10-14 │ - sonnet-4-5 │ 30 │ 149 │ 52,905 │ 65,505 │ 118,589 │ $0.22 │
├────────────┼─────────────────────────┼───────────┼───────────┼───────────────┼─────────────┼───────────────┼─────────────┤
│ 2025-10-16 │ - haiku-4-5 │ 4,340 │ 2,099 │ 401,807 │ 1,342,776 │ 1,751,022 │ $1.95 │
│ │ - sonnet-4-5 │ │ │ │ │ │ │
├────────────┼─────────────────────────┼───────────┼───────────┼───────────────┼─────────────┼───────────────┼─────────────┤
│ 2025-10-17 │ - haiku-4-5 │ 4,806 │ 650 │ 33,522 │ 435,353 │ 474,331 │ $0.27 │
│ │ - sonnet-4-5 │ │ │ │ │ │ │
├────────────┼─────────────────────────┼───────────┼───────────┼───────────────┼─────────────┼───────────────┼─────────────┤
│ 2025-10-18 │ - haiku-4-5 │ 19,868 │ 13,899 │ 1,273,438 │ 7,162,866 │ 8,470,071 │ $7.11 │
│ │ - sonnet-4-5 │ │ │ │ │ │ │
├────────────┼─────────────────────────┼───────────┼───────────┼───────────────┼─────────────┼───────────────┼─────────────┤
│ 2025-10-19 │ - haiku-4-5 │ 18,387 │ 7,131 │ 294,307 │ 1,289,805 │ 1,609,630 │ $1.60 │
│ │ - sonnet-4-5 │ │ │ │ │ │ │
├────────────┼─────────────────────────┼───────────┼───────────┼───────────────┼─────────────┼───────────────┼─────────────┤
│ 2025-10-20 │ - haiku-4-5 │ 8,560 │ 4,387 │ 302,231 │ 5,065,417 │ 5,380,595 │ $2.73 │
│ │ - sonnet-4-5 │ │ │ │ │ │ │
├────────────┼─────────────────────────┼───────────┼───────────┼───────────────┼─────────────┼───────────────┼─────────────┤
複数のプロンプトを一つまとめることで、トークンのオーバーヘッドを削減できる。例えば、コードの生成とデバッグを一度に行うように依頼することは、個別のコマンドよりも使用量を節約できる。
## /
開発におけるClaude Codeワークフロー
例えば、開発においては以下のステップでClaude Codeを実行すれば効率的である。特にステップ1と2は非常に重要。これらがないと、Claudeは解決策のコーディングに直接飛びついてしまう傾向がある。(それでも性能は十分すごい)
事前に調査と計画を依頼することで、より深い思考を必要とする問題に対するパフォーマンスが大幅に向上する。
1. 調査
Claudeに関連ファイルや画像、URLを読み込むよう依頼する。まだコードは書かないように明確に指示する。
2. 計画
特定の問題を解決するためのアプローチについて計画を立てるようClaudeに依頼する。
「think」という単語を使って拡張思考モードをトリガーすることを推奨する。これにより、Claudeは代替案をより徹底的に評価するための追加の計算時間を得られる。
拡張思考の強度:「think」 < 「think hard」 < 「think harder」 < 「ultrathink」
3. コーディング
計画に基づいて解決策をコードで実装するようClaudeに依頼する。
4. コミット
結果をcommitし、プルリクエストを作成するようClaudeに依頼する。
テスト駆動開発(TDD)と組み合わせると、エージェントによるコーディングでさらに強力になる。Claudeはテストケースのような反復の明確な目標がある場合に最高のパフォーマンスを発揮する。
- テスト駆動開発を行っているという事実を明確に伝え、(実装がまだ存在しない場合に)テストを成功させるためだけの実装を先走って作成しないように制御する
- 実装を書く前に先にテストコードを書き、失敗することを確認するようClaudeに伝える
- テストコードが満足いく内容になったら、テストコードをコミットするようClaudeに依頼する
- テストに合格するコードを書くようClaudeに依頼し、テストは変更しないように指示する。すべてのテストが合格するまで続けるように伝える
- コードをコミットするようClaudeに依頼する
スラッシュコマンド
必ず押さえておきたいスラッシュコマンドを紹介する
claude起動コマンドを実行した後に、/(スラッシュ)を入力することで、あらかじめ割り当てられたコマンドを使用できる。これはスラッシュコマンドと呼ばれている- スラッシュコマンドにはデフォルトで利用できるものと、ユーザーが定義できるカスタムスラッシュコマンドがある。先にデフォルトで利用可能な基本的なコマンドを紹介する。(カスタムスラッシュコマンドは別途紹介)
/resume
claude --resumeと同様に、特定の過去のセッションを再開できる
/clear - コンテキストウィンドウのクリア
同じセッションで何度もやりとりしていると、Claudeのコンテキストウィンドウは無関係な会話やファイル内容、コマンドで埋まってしまうことがある。
これはパフォーマンスを低下させ、時にClaudeの注意を散漫にさせる可能性がある。タスクの合間(区切り)には頻繁に/clearコマンドを使い、コンテキストウィンドウをリセットすることが推奨される。
/compact - コンテキストウィンドウの圧縮
- コンテキストウィンドウの内容を圧縮するコマンド
/clearが全ての会話の履歴をリセットするのに対し、/compactは内容を圧縮して以降の会話でも保持する。引数には「何に焦点を当ててデータを圧縮保持するか」の指示を書くことができる。- デフォルトの設定ではある程度コンテキストウィンドウが大きくなると、自動で
/compactが実行されるようになっている。これは後述する/configコマンドでON/OFFを切り替えることが可能。
/rewind - ロールバック
特定のチェックポイント(チャットの入力履歴)まで巻き戻しできる
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
Rewind
Restore the code and/or conversation to the point before…
/cost
No code changes
/pr-comments is fetching PR comments…
No code changes
❯ (current)/config - 設定確認
現在の設定を確認できる
> /config
Configure Claude Code preferences
❯ Auto-compact true
Show tips true
Rewind code (checkpoints) true
Verbose output false
Theme Dark mode
Notifications Auto
Output style default
Editor mode normal
Model Default (recommended)
Diff tool auto
Auto-install IDE extension true/terminal-setup - 改行設定
Shift + Enterキーで改行を挿入できるようになる。
ターミナルによって異なる。Mac標準のターミナルならOption+Enterである。Shift + Enterで改行できるようにしたい場合は実行すること
> /terminal-setup
⎿ Configured Terminal.app settings:
- Enabled "Use Option as Meta key"
- Switched to visual bell
Option+Enter will now enter a newline.
You must restart Terminal.app for changes to take effect.
/mcp - MCPサーバーの管理
登録済みのMCPサーバーの表示や削除、認証など
> /mcp
Manage MCP servers │
│ │
│ ❯ 1. context7 ✔ connected · Enter to view details │
│ 2. notion △ disconnected · Enter to login/memory - 設定ファイルの編集
CLAUDE.mdを編集できる(ユーザー、プロジェクトそれぞれ)
> /memory
Learn more: https://docs.claude.com/en/docs/claude-code/memory
╭───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────╮
│ │
│ Select memory to edit: │
│ │
│ ❯ 1. Project memory Saved in ./CLAUDE.md │
│ 2. User memory Saved in ~/.claude/CLAUDE.md │
│ │
╰───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────╯/model - モデルの切り替え
使用するLLMのモデルを切り替えることができる
> /model
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
Select model
Switch between Claude models. Applies to this session and future Claude Code sessions. For other/previous model names, specify with --model.
❯ 1. Default (recommended) Sonnet 4.5 · Smartest model for daily use ✔
2. Opus Legacy: Opus 4.1 · Reaches usage limits faster
3. Haiku Haiku 4.5 · Fastest model for simple tasks/usage - 現在の利用量を確認
サブスクリプションでの利用時のみ実行可能
> /usage
─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
Settings: Status Config Usage (tab to cycle)
Current session
0% used
料金プラン
Claude Codeの料金体系は、月額定額制のClaudeサブスクリプションプランと、API従量課金の2つの方式がある。
プラン比較
FreeプランではClaude Codeが利用できないので注意
プラン | 月額料金 | 5時間ごとの目安 | 週次の目安 | 利用可能モデル | 推奨用途 |
|---|---|---|---|---|---|
Pro | $20 | Claude: 5時間につき45メッセージ送信可能 Claude Code: 10-40プロンプト | Sonnet 4を40~80時間 |
| 小規模リポジトリ(1,000行未満)での軽い作業 頻度:時々 |
Max 5x Pro | $100 | Claude: 5時間につき225メッセージ送信 Claude Code: 50-200プロンプト (Proの5倍の頻度で利用が可能) | Sonnet 4を140~280時間 Opus 4を15~35時間 |
| 中規模プロジェクト、日常的なコーディング 頻度:定期的 |
Max 20x Pro | $200 | Claude: 5時間につき900メッセージ送信可能 Claude Code: 200-800プロンプト (Proの20倍の頻度で利用が可能) | Sonnet 4 を240~480時間 Opus 4 を24~40時間 |
| 大規模コードベース、パワーユーザー 頻度:毎日 |
API従量課金 | 使用量による | 制限なし | 全モデル対応 | 不定期利用、完全制御が必要な場合 頻度:毎日 |
週次レート制限
2025年8月から、セッション制限(5時間ごとにリセット)に加えて、週次制限(7日ごとにリセット)が導入された。24時間365日のバックグラウンド実行などの過度な使用がシステム容量に影響を与えていることへの対応とみられる
Maxプランでは、一定の使用量に達するとOpus 4.1からSonnet 4.5に切り替わる。(Opus 4.1はSonnet 4.5の約5倍の速さで利用制限に達するという点も注意
クリーンアップ手順
Claude Codeをアンインストール
npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-codeログアウト
/logout各設定ファイルを削除
# ユーザー設定
rm ~/.claude.json
# 各プロジェクトごと
rm -rf ~/.claude/
# 設定ファイルの削除
rm -rf ~/.config/claude-code
# 設定ファイルの削除
rm -rf ~/.config/claude-code
# キャッシュの削除
rm -rf ~/.cache/claude-codeClaude Codeがクリーンアップされたことを確認
claude --versionまとめ
Claude Codeの導入から基本操作まで完全ガイド。インストール手順、効率的なワークフロー、スラッシュコマンド、料金プラン比較を網羅。AI支援開発を始めるための必須知識を10分で習得できます。