エンジニアのコミュニケーション能力
話すのが好き、よく喋る、流暢に話せる、面白い話ができるというのはあまり関係ない
面接でのコミュニケーション能力
- 質問に対して回答が的確かつ簡潔(多少ズレることは仕方ないとは思う。特に回答に詰まるとき
- 人間性が見える受け答え、振る舞い(個性が見えない、機械的な受け答えは返って印象が良くない。表情が固すぎるのもNG
- 自信満々すぎる
- 過去のエピソード(メンバーとの関係を良好に保つために、自分から何を働きかけたか、どのような振る舞い、giveしたか
- 結局は能力の高い低いも重要だが、その会社の風土に合ってるか
- 頻繁に冗談を言い合うようなメンバーが多いプロジェクトに、冗談を全く言わない、苦手という方が入ったら、それはそのプロジェクトにおいてはコミュニケーション能力が不足してると判断される可能性もある
プロジェクトに参画してからのコミュニケーション能力
- 他の職種のチームメンバーやクライアントとコミュニケーションする際に、技術的(専門的)な内容を言わない。言うとしても理解できるように(言葉を変換
- 共通言語、ドメイン、サービス、プロダクトの言葉で会話する(個々のプログラムや実装の話ではなく
- 自分から積極的にgiveする精神
- 交渉力(即答で無理です。はNG。落とし所をうまく探る
- 緊急時、問題発生時の冷静さと、落ち着いたコミュニケーション
- クライアントや、ビジネスサイドに対する技術的な提案や代替案
- 問題が発生した際や進捗に遅れが生じる場合などにおける綿密なコミュニケーション
- 他のエンジニアやデザイナー、プロジェクトマネージャーと連携するために、協力的で柔軟な姿勢
- ビジネス的な視点を持って会話できる
- テキストコミュニケーション(相手の不快にさせない。人格攻撃はNG
- 強い表現を避けて婉曲表現を使用する。相手の価値観を尊重する
- 相手が何を知りたいのか、何に関心のある立場の人なのかを理解して、回答する(結論が知りたいのに、内容だけをダラダラと説明する。非エンジニアに技術的な内容を話す
- 同じベクトル(プロダクトやサービス、顧客満足度の向上)に向かっているか
コミュニケーション能力が高いメンバーが多いと何が嬉しいのか
- 何かお願いしたり、確認するハードルが下がる(調整が円滑に
- 特に分業が進んでいるチームでは重要
- うまくコミュニケーションが取れ、和気藹々とできていると認識齟齬が生じにくい
- お互いにgiveしあうことで、知識の習得が2倍になり成長しやすい
技術力以上にコミュニケーション能力が重要なわけ
- プロジェクトの進行、調整がうまくいかない
- 技術力はよほどやり方を間違えない限り、年数を重ねればある程度身につく。一方、コミュニケーション能力とか性格は歳を重ねるごとに簡単に変えにくい
- 技術指向の度が過ぎる(ビジネスサイド、プロダクトは関心がない、のでコミュニケーションしない)と、要件を理解できず間違った実装をしてしまう