環境
- Windows 10
- Python 3.10.1
- VSCode
使用するソースコード
以下の公開リポジトリに置いています
GitHub - masayan1126/tao-py-py: 作業自動化用 Python ライブラリ
作業自動化用 Python ライブラリ. Contribute to masayan1126/tao-py-py development by creating an account on GitHub.
事前準備
専用の拡張機能をインストールするだけです。
拡張機能のインストール
Pythonと検索し、表示される下図の拡張機能をインストールします
デバック手順
ブレークポイントの設置
実行したいPythonファイルを開き、ブレークポイントを設定しておきます。ブレークポイントを設置した行には赤い点が表示されます
デバックを開始する
実行とデバックをクリックします
Python Fileを選択すると次画面でデバックが開始します
下図のように、ブレークポイントを設置した行で処理が止まり、それ以前の処理で使った変数の中身が画面左側に表示されます
デバックのTips
デバックバー
デバッグを始めると下図のようなバーが出てきます。
左から、Continue,Step Over, Step Into, Step Out, Restart, Stopです。ContinueとStopだけでも最低限デバックができます
項目 | 内容 |
Continue(続行) | 次のブレークポイントまでプログラムを実行。ブレークポイントが複数ある場合、最初のブレークポイントで処理が停止するが、続けて次のブレークポイントまで処理を進める(ブレークポイントがなければ最後まで実行) |
Step Over | 後続のプログラムを一行だけ実行する |
Step Into | ブレークポイントしているところから、行ごとにステップ実行します。関数が呼ばれるとその中に入ってプログラムを実行(関数が呼ばれているところにくると、その関数の中に入ってステップ実行) |
Step Out | ブレークポイントしているところから、行ごとにステップ実行します。ステップ実行しているところが、関数の中であった場合、関数が呼ばれているところまで実行して関数を抜けます |
Restart(再起動) | 一度プログラムの実行をやめて、再び実行を始める |
Stop | デバックの停止 |
ブレークポイント設置箇所の一覧
エディターのサイドメニューのブレークポイントのエリアから、プロジェクト内でブレークポイントを設置している箇所の一覧が確認でき、チェックを外すとブレークポイントも解除できます