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効率的にAWSのSAA(ソリューションアーキテクト - アソシエイト)を取得する学習手順

公開日

SAAについて

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験は、AWS における分散システムの可用性、コスト効率、高耐障害性およびスケーラビリティの設計に関する 1 年以上の実務経験を持つソリューションアーキテクト担当者を対象としています。

SAAの位置付けは以下の図の通りです。(公式より引用)

SAA試験について

  • 受験費用は税込16,500円(結構お高い。)
  • 65問
  • 試験時間:130分
  • 合格ライン:70%(非公式)
  • 必要な学習時間は50〜80時間(目安)

難易度

すでに、AWSのサービスを使ったことがあるかどうかで結構変わってくると思います。

実務ではなくても、例えば転職の際にポートフォリオをデプロイするために使用したことがあるとかのレベルでも全然変わってくると思います。(問題の内容を頭でイメージしながら解けるかどうかはかなり大きな差になります。)

一度もAWSを触ったことがないという場合は結構難易度高いので、AWS CLF(一番難易度低いやつ)から受験してみるか、無料利用枠で実践しながら学習するという方法をオススメします。

オススメ勉強法

本記事を読んでくださっている方は「細かい話はいいから、いい勉強法をはよ教えんかい」って感じだと思うので、自身の学習経験から改善点を加えたオススメの勉強法を書きたいと思います。

Udemyで動画を一通りサラッとみて、概要を把握し、手を動かしながら触れてみる

実際のAWSのアカウントを作成して、手を動かしながらやったほうが定着しやすいのでオススメです。(無料利用枠があるので、必ずそれを利用しませう)

オススメ講座

AWSアカウント新規作成

https://portal.aws.amazon.com/billing/signup?redirect_url=https%3A%2F%2Faws.amazon.com%2Fregistration-confirmation&language=ja_jp#/start

概要が掴めたら、ひたすら問題を解く

え?次は参考書見るんじゃないの?と思うかもしれませんが、参考書は「問題を解いていて、解説を見てもわからない単語やサービスを調べるために使う」がオススメです。

参考書を買うコストを削減したければ、「ググる」でも問題ありません。(もちろん、その分ちょっと余分に時間がかかります。)

オススメ参考書

(模擬問題付き)改訂新版 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書[SAA-C02]対応

問題集を解く際のポイント

  1. その問題では、アーキテクトはどのような課題があり、どういった条件のもとそれを解決する必要があるのか について理解する
  2. AWSではセットで使われるサービスが複数あるので、それを正確に理解しておく(例.API GatewayとLamda、Cloud FrontとS3など)
  3. 問題の内容を実際のインフラ構成図を頭の中でイメージできるようにして問題を解く
  4. これ完璧に覚えられへんやろー?ってやつは最悪捨てても大丈夫です。(例えば、EBSのボリュームタイプ)
  5. 基本はAWSの営業トークなので、オンプレミスで構成するか、AWSのサービスを使うか問われた問題の時は結構な確率で後者が正解となる場合が多い(もちろん問題はよく読む必要はあるけど。)

オススメ問題集

AWS公式問題集サンプル

Amazon AWS 資格取得のための演習問題集(完全無料、オリジナル)

無料なのに、問題が実際の内容に結構近い

ttps://awsjp.com/exam/saa-sap/c/index.html

Web問題集(koiwaclub)

ベーシックプラン(90日間、4,280円 ※税抜)

有料だがクオリティ高。問題の難易度は本試験の内容より若干難しく設定されている。

問題数かなり多い(全部で1000問近くある)ので、これをしっかりやっておけば間違いない。というか網羅しすぎかも。

注意点としては解説が若干わかりにくい。ググるもしくは参考書で都度補うべし。

https://aws.koiwaclub.com/exam/

模擬試験

個人的には不要だと感じました(2000円て高いよ)。CLF、SAA共に直で本試験受けました。一応リンクを載せておきます。

模擬試験の申し込み方法

本試験を受ける目安

正解はないですが、koiwaclubのweb問題集をざっと解いて、全体の正答率が7割程度になれば割と合格率は高いのではないかと思います。(前述の通り、本試験より難易度が少し高く設定されている印象)

本試験

申し込み方法

https://aws.amazon.com/jp/certification/certification-prep/

オンラインでも受けれます。あと、問題数に対して試験時間はたっぷりあるので、1つの問題に結構じっくり時間をかけても余裕で解け切れた印象です。(130分で65問)

あと、65問しかないわりに、結構趣旨が重複している問題が1、2割出る。(あれ?これと似たような問題さっきも解いたよな?)

また、試験終了直後に合否を教えてくれる(良くも悪くも)

試験当日の流れはこちらのリンクから

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、AWSのSAA(ソリューションアーキテクト - アソシエイト)の資格をできる限り効率的に取得する学習方法等について紹介しています。主に、SAA試験の概要と位置付け及び具体的な学習方法やオススメの学習教材、本試験内容と試験問題を解く際のポイントなどについてできる限り具体的に解説しています。