環境
- macOS Ventura v13.5.2
- Python 3.10.5
拡張機能
Python extension for Visual Studio Code
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=ms-python.python
IntelliSense ,デバッグ,コードナビゲーション,コードフォーマット,リファクタリング機能,変数探索,テスト探索などの機能を提供
Pylance
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=ms-python.vscode-pylance
静的型チェックツールであるPyrightが動作することにより、型情報のコード補完,パラメータの提案,型チェック,ドキュメントストリング機能を提供。
ただし、デフォルトでは有効となっていないので、python.analysis.typeCheckingModeをbasicもしくはstrictに切り替える必要があるので注意。
設定
Pythonインタープリターの設定
コマンドラインやエディターからpythonスクリプトを実行するためには、あらかじめコマンドラインやエディターにpythonインタープリター(実行ファイル)の場所を教えてあげる必要がある。具体的にはsettings.jsonに以下のパスを指定してあげる必要がある
"python.defaultInterpreterPath": "/Users/username/git/hoge/foo/.venv/bin/python3"
importパスの指定
pythonを書いていると、自作モジュールと、サードパーティーモジュールをimportして使う必要が必ず発生する。これらのモジュールに対してパスが通っていないと、開発体験が著しく低下する(コード補完が効かない、定義元を参照できない等のデメリットが発生するため)
main.py
from dotenv import load_dotenv
load_dotenv()
パスを通すためには、以下のようにpython.analysis.extraPathsにそれぞれのパスを指定する必要がある。ちなみに、サードパーティーライブラリのインストール先はsite-packagesというディレクトリなので、ここのパスを通せばいい。
{
"python.analysis.extraPaths": [
"/Users/username/foo/.venv/lib/python3.10/site-packages/", // third party module
"/Users/username/foo/bar/" // my module
],
}
自動インポート
自動インポートの設定が有効になっていれば、別モジュールのimport時に直接import文を書かずとも、使いたい関数名を記述するとその関数が定義されているモジュールを自動的にインポートしてくれる。設定するには、settings.jsonにpython.analysis.autoImportCompletionsをtrueで設定するか、設定から検索してチェックをつける
python.analysis.autoImportCompletions
いかがでしたでしょうか。本記事では、Visual Studio Codeをpython用エディターにするための拡張機能・設定を紹介しています。是非参考にしてみてください。