DNS
- DNSとは「Domain Name System」の略称でホスト名やドメインとIPアドレスを対応させる仕組み
- 例えば、http://google.com/ と入力するだけで、172.217.31.142(グーグルのサーバーIP)へ接続できる
名前解決
- ホスト名やドメイン名からIPアドレスを求めること
- http://google.com/ → 172.217.31.142
リゾルバ
- 名前解決を行うためのソフトウェア
- ブラウザから対象のサーバーへアクセスすると、リゾルバがDNSサーバーへ問い合わせて、名前解決を行い、IPアドレスをキャッシュする(キャッシュ時間は後述のTTL参照)
レコード
DNSサーバーで管理されている、ドメイン名とIPの紐づきのデータ1つ1つ
Aレコード
- ホスト名に対するIPアドレスの情報を意味するレコードタイプ
- ホスト名の末尾にピリオドが必要(ルートドメインであることを表す)
- サンプル
hoge.com. 3600 A 192.168.10
NSレコード
- あるゾーンに対して権威を持つネームサーバを指定するためのレコードタイプ
- NSレコードには管理の委託先が書かれている
CNAMEレコード
ドメインやホスト名の別名を定義するレコードタイプ
ゾーンファイル
レコードの集合体
TTL
DNSへ問い合わせた名前解決の情報をキャッシュする時間
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、DNSに関する基本的な知識について紹介しています。ドメインとIPアドレスの紐付けの仕組みやその周辺のざっくりとした概念はネットワークエンジニアではなくてもある程度理解しておく必要がありますので、ぜひ参考にしてみてください。