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VsCode拡張機能のSFTPを導入して、VsCode上でXserverにファイルをアップロードする

公開日

環境

  • windows10
  • VsCode

設定手順

拡張機能「SFTP」のインストール

VS Code上で設定ファイル作成

Ctrl + Shift + P (macならCommand + Shift + P)で「コマンドパレット」を表示して、SFTP: Configと入力。プロジェクトルートに.vscode/sftp.jsonが自動で作成されます

利用サーバーのサーバーパネル(管理画面)でSSH認証キー((サーバーID).key)を発行し、所定の位置に配置する

ftp.jsonを編集

{
  "name": "XServer", // 任意の名称
  "context": "/dist", // アップロード対象のフォルダ
  "host": "hoge.xserver.jp", // サーバーのホスト名
  "protocol": "sftp", // 接続形式
  "port": 10022, // エックスサーバーでは22ではなく、10022
  "username": "hoge", // サーバーID
  "password": "pass", // サーバーパネルのログインパスワード
  "remotePath": "hoge", // ファイルをアップするリモートサーバーのディレクトリ(絶対パス)
  "privateKeyPath": "hoge", // 発行した秘密鍵のPCローカル側での保存場所を指定(絶対パス)
  "passphrase": "pas", // keyを作成する際に設定したパスフレーズ
  "uploadOnSave": false, // VSCodeでファイル保存した際に、リモートサーバーと同期するか
  "ignore": [ // アップロード・同期から除外するフォルダ・ファイル
    "**/.vscode/**",
    "**/.history/**",
    "**/.git/**",
    "**/.DS_Store"
  ]
}

基本機能

対象のフォルダを選択して、右クリックメニューのupload folderをクリックするとサーバーへのアップロードが開始される

基本的な操作は以下の通り

機能

使い方

同期 (ローカルからリモート)

コマンド SFTP: Sync Local -> Remote

同期 (リモートからローカル)

コマンド SFTP: Sync Remote -> Local

個別にファイルアップロード

該当ファイルの右クリックメニュー「Upload

ローカルとリモートファイルの差分表示

該当ファイルの右クリックメニュー「Diff with Remote

双方向の同期 (最新ファイルに統合)

コマンド SFTP: Sync Both Directions

以上です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、VsCode拡張機能のSFTPを導入して、VsCode上でXserverにファイルをアップロードする手順について説明しています。vscode上でアップロードが完結できてとても便利なので、ぜひ試してみてください