変数名の変更などを一括で処理する方法
対象の変数名を選択して、F2キーを押すと入力欄が表示されるので、
修正したい変数名を入力すると、関連の変数も入力した値に一括で変換される
変数(説明変数)名として切り出す
説明変数とは、可読性を上げるために、ある処理に対して、変数の値を表すような名前を付与してあげることです。
Validate.checkIsZero(Num)というValidateクラスに存在する、渡された値が0かどうかを検査するメソッドがあったとします。このメソッドは比較的何を処理しているかメソッド名から判別がつくのでまだいいのですが、中には何を行っているのか瞬時に判断できないものが結構あります。
このような場合は、該当のコードを選択して、
右クリック -> リファクター
Exact to local Variableを選択し、
付与したい変数名を入力する(isZeroという変数名を付与しました。)
入力した変数名に変更されリファクターされます。
一時変数をインライン変数に変更する
上記とは逆のパターンで、説明変数がなくても何を行っている処理かがわかれば、説明変数を使う必要がありません。一時変数などをインラインでリファクタリングするには
変数名を選択して、右クリック -> リファクター -> Inline local Variable
一時変数がリファクタされ、メソッドの返り値がそのまま条件判定に使用されるようになっています
新しいクラスを作成するときに、コンストラクタとゲッター・セッターメソッドを一気に作成する
コンストラクタ
新しいクラスファイルで、右クリック -> ソースアクション -> Generate Constructors
対象とするフィールドを選択すると、
コンストラクタが生成されます。
ゲッター・セッターメソッド
右クリック -> ソースアクション -> Generate Getters and Setters
同様に、対象とするフィールドを選択するとゲッター・セッターが作成される
以上になります。ほかにも便利な機能がいっぱい備わっていると思いますので、いろいろと試して使えそうなものがあれば、別の記事で紹介したいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、Vscodeで使用できる便利な機能を紹介しています。具体的には、説明変数を一括で切り出して作成する方法やクラスファイルのコンストラクトやゲッター・セッターメソッドを一気に作成してくれる機能を紹介しています。